交通事故についてのよくある質問をご紹介しております。
いいえ、そんなことはありません。 専業主婦の家事・育児も立派な仕事であり、休んでいた期間は休業損害として認められるのです。 では、損害はどのように算定するのかですが、現在の実務の取扱いは、賃金センサスの女子労働者の平均賃金をもって算定されます。 また、兼業主婦の場合にもその賃金が女子労働者の平均賃金を超えるときは賃金を基礎にし、超えないときは女子労働者の平均賃金を基礎とします。 なお、主婦が入院期間中に家事のため家政婦を雇った場合は、その必要性が認められる限り、その支出が休業損害として認められます。
代車の必要性があり、代車使用が認められる場合に、代車は事故にあった自動車と同等の車格が認められるかが問題になります。 現在の実務では、同等の高級外車を代車として使用する合理的必要性が認められる特別の事情がない限り、代車は国産車の高級車で十分であるとされています。 従いまして、貴方が仮に高級外車を代車として使用した場合は、高級国産車の代車料との差額は認められず、自己負担となります。そのようなことがないよう、代車にはご注意下さい。