冬になると,ゆずの香りが恋しくなります。
私はゆずが大好きなのです。
なんと言っても香りですが,ちょっとゴツゴツした感じの見た目と温かい感じのする色にも癒されます。
入浴剤,アロマオイル,ハンドクリーム,トリートメント…
ゆずの香りのものをついつい集めてしまいます。
私が通っていた小学校では,年に2回程,苗木の注文書なるものが配られていました。
(今はないのかな?)
希望者は注文書に代金を添えて担任の先生に提出すると,後日先生から苗木が手渡されるのです
(その後2㎞以上の道のりを苗木とともに下校します…)。
小学生の頃は苗木を先生から手渡されるということに憧れ,
「買ってよ~」とよく親にねだっては
ことごとく却下されていたものです。
でもなぜか奇跡的に買ってもらえたのがゆずの苗木でした。
ところが,そのゆずが何年経っても実を付けない。
桃栗3年柿8年ゆずは9年で…とか,
ゆずの大バカ18年とか,聞きますが…
植えてから20数年,木ばかり大きくなる。
「もう待てない。もう切る!」
木につぶやいたところ,なんと3個実をつけた!
それが今から5年前くらい。やっぱり植物にはやさしく話しかけてみるものですね。
翌年に10個,翌々年には50個,
その次の年からはもう数えられないくらい実を付けるようになったのです!
毎年実家に帰るたび,収穫してきます。
大収穫が嬉しくて,最初の年にはゆずをいっぱい浮かべたゆず湯につかり,
ゆずをつぶしたところ…酸にやられ…肌は痛いし赤くなるし子どもも泣くし大変でした
(ゆずはお湯に浮かべるだけにしましょう。)
お湯にといて飲むととてもあったまります^^
ほ~っと一息。春までもう少し,頑張ろう。
(事務局 ほりえ)