もっと知りたい!シリーズ
~SSS特集 弁護士宮西陽子編~
SSSとは…?
S(相談する前に)S(知っておきたい弁護士の)S(素顔)特集の略称です。
夏休み企画と銘打ちながら、もうすっかり秋ですね。
3ヶ月続いているこの企画もやっと折り返し…。
7人目は宮西陽子弁護士です!
―弁護士を志したきっかけは?
何か強い志がある!ということではなかったですが,ニュースで犬の「すみれちゃん」訴訟を見たのが,弁護士になろうと思ったきっかけのひとつです。自分も,弁護士になってこのような事件をやってみたいと思い,法科大学院に入りました。
この事件は,犬のすみれちゃんの医療過誤訴訟です。 大切な家族の一員であるペットの「命」を預けた動物病院で、愛犬のすみれちゃんが「子宮蓄膿症」と誤診され,その誤診に基づいて受けた手術直後,わずか数分の間に飼い主の目の前で亡くなりました。担当した獣医による医療ミスを追及し真実を明らかにするため,獣医療過誤裁判を起こしたものです。 医療訴訟は人の場合でも困難です。まして,法的には物と定められているペ ット,動物の医療訴訟であればなおさらです。しかし,飼い主の方は,このすみれちゃんのペット医療過誤訴訟が,動物病院におけるペットの医療ミス、ペ ット医療裁判の認知と今の獣医療、ペット医療を取り巻く現状の改善の糸口と なることを願い,訴訟を起こしました。
―これまでで一番印象に残っている事件(運動)はなんですか?
質問を受けたときから長らく考えているのですが,思いつきません・・・どの事件も取り組んでいる最中は,いい結果になるにはどうしたらいいかジタバタし,楽しいし苦しいです。事件が終了すると,無になるのでしょうか・・・
―今後力をいれて取り組んでいきたい事件(運動)はありますか?
入所前には自分でも想像しなかったほど消費者事件に係わる機会を得て今に至っており,現在も,茶のしずく・カネボウ・投資DVD被害等の消費者事件に力を入れています。これからは,ペットとの共生の問題、少年事件や子どもをとりまく環境(家庭・学校)の問題にも取り組みたいと思っています。
―弁護士にとって大切なものってなんだと思いますか?
『度胸』と『誠実さ』
最後は事務局に聞いてみた!
―事務局からみた宮西先生のエピソードをこっそり教えてください。
宮西先生は,弁護士を志すきっかけにあるように犬や猫が大好きです。東日本大震災の時も家にいる猫が心配と言って,すぐに様子を見に家に帰り,大丈夫だったと言って事務所に戻ってきて,今度は事務所の職員が無事に帰れるかを心配してくれていました(人にもやさしいのです)。
先生は,とても気配りがきくやさしい面と,さっぱり(あっさり?)とした面を持っている方です。事務局,特に女性には非常にやさしいです。ただ,男性には厳しい(笑)。
いつも朝早くから夜遅くまで机に向かってパソコンを打っているので,身体の方がとても心配です。ストレスがたまった時には甘いものが一番,先生は自分の分だけでなく事務所の職員の分まで買ってきてくれ,お裾分けをいただいております(いつもありがとうございます)。甘いものも好きですが,お酒も好きです。そして,強い!!
普段はおだやかな先生ですが,実は怒ると怖いというウワサも・・・。
先生のおうちの猫ちゃんたちです。最近は久保田先生のロッカーにも貼ってあり、ふとしたときに見て癒やされてます。写真提供ありがとうございました!
もっともっと知りたい!という方は、宮西弁護士の関連ブログをご覧ください!
URL https://saitamachuuou.gr.jp/blog/staff/miyanishiblog/
(SSS担当)