和歌山県南紀白浜での自由法曹団5月集会の後,伊勢志摩まで足を伸ばしてきました。
距離感がないためか,南紀白浜からひたすら車を走らせることになってしまい,
世界遺産になっている熊野を観光することもなく,
それでもなんとか7時少し前に相差(おうさつと読みます)の民宿に到着できました。
相差まで行ったのは,今を遡ること10年以上前,同行させていただいた先輩弁護士の紹介で,
美味しい魚介類を食べさせてもらえ,しかもリーズナブルな値段であった記憶があったためです。
今回は4人での旅でしたが,食べきれない量の魚介類で満ち足りた旅となりました。
その時の写真がこれです。
でも,こう言うと,「お前には味が分からない」とお叱りを受けそうですが,一番美味しかったのは,
新鮮な刺身とかではなく,前夜の海老を出汁にしたみそ汁でした。
翌日は,伊勢神宮(内宮)に参拝し,ありがたい気持ちになって帰路に。
ところで,皆さん知ってました?
お伊勢参りって,団体旅行のはしりだってこと。
江戸時代には,当時人口は3000万人くらいだったということですが,
1年間に600万人以上がお伊勢参りに行ったこともあるそうで,
1日18万人もの参拝者が訪れたという記録もあるそうです。
お土産は定番の「赤福」でしたが,結局,私自身は一口も食べることができず,
全部家族の胃袋に消えてしまいました。
真珠のイヤリングが欲しいという遠くからの声もありましたが,どのようなものがいいのか男の私には判断できず断念。
でも,さすが真珠の産地近くだけあって,多くの店があり,リーズナブルな値段でいろいろな形に加工されたており,女性にはたまらないでしょうね。
(弁護士 青木努)