2月は,弁護士の小内が,上尾で憲法学習会の講師を3回担当させていただきました。
15日は,かもがわ上尾ケアセンター主催の学習会がありました。この日の学習会では,憲法のお話の前に,戦争体験者の語り部の方のお話がありました。語り部の方は,戦時中の機銃掃射の体験や敗戦の日の記憶などを生々しく話されていました。こうした悲惨な戦争の反省から,現在の憲法9条があるのだということを再確認できました。
17日は,新婦人上尾チューリップ班主催の学習会がありました。この日の学習会は,和室でちゃぶ台を囲んで,お茶やお菓子をいただきながら憲法の学習をするスタイルでした。和やかな雰囲気でしたので,参加者から活発に質問や意見が出て,双方向の議論ができました。
20日は,医療生協さいたま上尾西支部主催の学習会がありました。この日は悪天候ながら,30名以上の方に参加していただくことができました。立憲主義,日本国憲法の人権保障,戦争法の問題点,自民党改憲草案の問題点などをお話しさせていただきました。
今年の参議院選挙の結果次第では,戦後初の憲法改定が現実味を帯びてきます。なので,私の憲法学習会では,現在の日本国憲法と自民党改憲草案を比較した資料をお配りし,自民党改憲草案が立憲主義を無視したひどい内容であることを,時間をとってお話しすることにしています。
埼玉中央法律事務所では,所属弁護士が講師として活動しております。
憲法だけでなく、さまざまな疑問や不安にお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
講師派遣に関してはコチラをご覧ください(https://saitamachuuou.gr.jp/instructor/)
(弁護士 小内克浩)