2月2日、2月4日の両日で医療生協さいたま おおみや診療所の組合員の皆様が主催して頂いたマイナンバーセミナーで当事務所の青木努弁護士が講師を担当させていただきました。
マイナンバー制度自体、まだ混乱している中で、国民の中ではこれからどうなるのだろうかという不安を持っている方が多いのであろうと思います。その意味で関心が高いテーマであります。
セミナー終了後、主催された方からは、2日の宮原コーププラザ大宮は31名、4日のおおみや診療所は46名の参加で、今までの学習会よりも多くの参加者でしたというお話を頂きました。
また、参加された方からはマイナンバー制度に対する不安や不信から、色々な質問が出され、青木弁護士が現時点でわかる範囲でお答え頂きとても好評でしたとの感想を頂きました。
政府としては住基ネットの二の舞にならないよう、マイナンバーを普及させたい思惑があるようです。このため、将来的にマイナンバーカードに様々な情報を付加させることを考えているようです。しかし、プライバシーの侵害と個人情報の流出にはまだまだ疑問が残ったままです。
制度自体は導入されてしまいましたが、制度に疑問がある方は是非マイナンバーセミナーにご参加又は企画をして頂き、制度自体の矛盾や欠陥を知って頂きたいと思います。
また、この制度自体が不完全なままでの普及をさせないためにも、マイナンバーカードは申請せず、利用しないことで抗議の意思を表明していってはいかがでしょうか。
医療生協さいたまの皆様、セミナーを企画して頂きありがとうございました。
(事務局長 塚越)