2015年11月21日(土)に、医療生協さいたまおおみや診療所において、
組合員さんが主催したマイナンバーについてのセミナーが開催され、
講師は当事務所の石川智士弁護士が担当させて頂きました。
11月に入り、マイナンバー通知書が各世帯に送られてきていますが、制度自体は未だに良く分からないし、送られてきても何かしなくてはいけないのか等、心配されている方が多いと思います。そのようなこともあってでしょうか、当日の参加頂いた方々は30名近くいらっしゃったようです。
石川智士弁護士は、各地ですでに数十回のマイナンバーのセミナー講師を担当しております。どこの会場も沢山の方にお越しいただき、非常に関心の高いテーマであることが伺えます。当日は参加された方々はスクリーンを使った講義を熱心に聞いていらっしゃったようで、沢山の質問も頂いたとのことでした。
マイナンバー制度については、将来的には銀行、税金、収入、医療サービス、各行政サービスなど多方面のことが、マイナンバーによってひも付けされ、便利になると言われていますが、その反面で個人情報の漏洩による悪用なども懸念されていますし、国民のプライバシーが国家に管理されることについて憲法に違反しているのではないかという指摘もあるところです。
いずれにしてもまだ議論すべき課題が多い制度であることは間違いないようです。
医療生協おおみや診療所の皆様には以前もセミナーを企画して頂き、
当事務所の弁護士を呼んで頂きました。いつもありがとうございます。
今後も地域の皆様に、法律を身近に感じて頂けるように、様々な企画を考えていきたいと思います。
宜しく御願いいたします。
事務局 塚越