1月17土曜日,
「女の平和~殺し殺されるのイヤ!~」アイスランドで女性が立ち上がった”レッドストッキングの戦い”の史実に思いを重ねて女達からのレッドカードを!に,弁護士1名,事務局2名で参加してきました。
赤い物を身につけて・・・ということで参加しましたが,すでに向かう電車の中で,赤いコートや帽子等を身につけている人と多く出会いました。「あの人もそうかな!?」とドキドキしながら国会議事堂駅に向かうと,駅には赤い物を身につけた人々で溢れていました。すでに国会の周りには沢山の人がいて,2キロある国会議事堂の周りには2重3重の人の輪が出来ていました。
そして,国会議事堂を皆で手をつないで包囲し,「女達は人を殺し合うのが嫌いです!」「女達は集団的自衛権を認めません!」「誰一人,戦争には行かせません」「憎しみと戦いを拡大させません!」と声をあげました。私は,声をあげながら,「お母さん達は負けないよ。あなたたちのためにも声をあげ続けるよ。」と沢山の子ども達を想いました。寒い中だったので,つないだ手がとても温かかったです。こんなにも人の手は温かいのだとぬくもりをかみしめました。
男性も沢山来ていて,「女達は~」のところを「男達だって人を殺し合うのが嫌いだ~!」
「男達だって集団的自衛権を認めないぞ~!」と声を出して叫んでいて,とてもおもしろく,また,大変心強く思いました。
うちの事務局さんは,なんと赤い着物を着てきてくれた方もいました。
これがとっても似合う~♪こんな風に楽しくデモをやるってとてもいいなあと思いました。
私は,「武力では何も解決しません」「軍事費よりも教育費,福祉費を」と書いたカードを持参して歩いたのですが,
多くの方が私のカードを見て「そうよ!」「私もそう思っていた!」等と声をかけて下さり嬉しかったです。
皆さん,これから法整備が始まり,集団的自衛権はどんどん具体化していきます。
守るべき物,守るべき思いがある以上,諦めるわけにはいかないのです。
【政治に無関心でも、無関係ではいられない】のです。
集団的自衛権として戦いに行くのは誰ですか?
憎しみの連鎖でテロが起こったとき被害に遭うのは誰ですか?
国のためという名目で自由を侵害されるのは誰ですか?
国のためとしてお金を削られて,苦しい思いをするのは誰ですか?
他人ごとではないのです。
是非,みなさまと一緒に考えていけたらと願っています。
(弁護士 竪十萌子)