事務局の川口です。
1月17日(土)、竪弁護士らが霞ヶ関で元気にパレードしている同じ頃、昨年に引き続き、日弁連のクレオホール(霞ヶ関)で行われた日弁連法律事務職員能力認定試験研修の「債務整理」の講師として、松苗弁護士と私で参加しました。
今回も大勢の受講生の前での講師でした。またDVD研修のための撮影用のカメラ2台も設置され、前回はそれで非常に緊張したのですが、慣れとは怖いもので、今回は全く緊張しませんでした。松苗弁護士も慣れているせいか、いつものような穏やかな話し方で講義は始まり、弁護士が法的な部分についての説明をしたあとに、私が事務職員として心がけることや実務的なことを説明していくという進行で、2時間の講義は無事に終了しました。松苗弁護士、大変お疲れ様でした。
ところで「日弁連法律事務職員能力認定試験」って何でしょう。
日本弁護士連合会で、2008年から始まった認定制度です。
法律事務所に勤務する事務職員が弁護士業務を補助するために必要な知識・技能を習得し,その能力を向上させることによって法律事務所の事務処理能力を高め,ひいては市民に対してより充実した法的サービスの提供を図ろうとすることを目的としている制度です。
※詳しくは過去ブログ参照
学習する分野はかなり広範囲の知識が求められる試験で、なおかつ法的知識よりも実務的な知識が必要です。事務職員として知っておかなければならない最低限の知識は本当に多岐にわたります。試験は1年に一回で、日弁連が実施する認定試験に合格することによって、日弁連から合格証の発行され、日弁連が管理する合格者名簿に載ることになります。
当事務所でも、日弁連法律事務職員能力認定試験には当初より取り組んでおり、現在12名の合格者で、弁護士とともに皆様のお手伝いをさせていただいております。
少しでも皆様のお役に立てますよう、事務職員としても日々プロフェッショナルな意識をもって皆様と接することを心がけ、常に知識向上の努力もしておりますので、これからも事務職員スタッフともどもよろしくお願いいたします。
(事務局 かわぐちゆうこ)