4月9日(水)に埼玉弁護士会主催憲法と人権を考える市民の集いに、
弁護士4名、事務局7名で参加してきました。
今回は「なぜ、今『集団的自衛権』なのか」というテーマで埼玉会館で開催されました。
講演は前半が東京新聞社論説委員の半田滋さん、
後半が元内閣官房副長官補・元防衛庁防衛研究所長の柳澤協二さんでした。
会場は約600名もの参加があったそうで、会場内に入れなかった当事務所の弁護士や事務局は
会場ロビーに設置されたモニターを見ながらの参加でした。
お二人とも集団的自衛権の行使容認は現行憲法の下では
政府による解釈変更では許されるものではないということでした。
最後に埼玉弁護士会では、集団的自衛権の行使容認する解釈変更や法律の提案、
国防軍の創設に対して、憲法の立憲主義、非武装平和主義を
根底から覆すという意味で、反対するという声明を発表しました。
当事務所の弁護士も昨年から憲法に関する様々なテーマで
学習会の講師として県内各地に出張講師をしています。
今年もすでに集団的自衛権などの問題も含めての講師要請に応じています。
集団的自衛権の問題はちょっと難しくてよく分からないという方も多いと思います。
特に若い方などはあまり興味ないかも知れません。
しかし、これからの日本の方向を決めてしまうような重大な問題で、
一人でも多くの方に関心を持って頂きたい問題です。
今回の集会のような場に行けない方や、
ちょっと興味があるのでわかりやすく教えてほしいという方は、
少人数の場でも弁護士が講師に伺いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
(事務局 塚越)