(株)第一経営様からの依頼により,平成29年11月16日と12月12日に
「ブラック企業と言われないために」と題するセミナーが開催されました。
11月16日のセミナーは当事務所所属の久保田和志弁護士が講師を務め,12月12日は近藤里沙弁護士がそれぞれ講師を務めました。
今回のセミナーは,経営者の立場にたった内容で,それぞれの会場では経営者の方々に加え,第一経営様の職員の方も一緒に参加されていました。
セミナーはブラック企業大賞の歴代受賞企業当てクイズから,雇用契約書の作成方法まで,約2時間にわたりました。
特にブラック企業というレッテルを一度貼られると,インターネットなどによりあっという間に拡散し,取引先や社会から悪い印象を与えてしまい,回復することは容易ではなくなってしまいます。
そうならないためにも,経営側としては「法律」を知ること,労働条件などを従業員にあらかじめ説明し,承諾を得ておくことなどがポイントとなります。
経営者の方々からの質問も多種多様で,特に高齢者の雇用,残業代の支払いなど経営者が直面する悩みなどを話される方もいらっしゃいました。
セミナーの後に経営者の方々や第一経営様の職員の方々と懇親会もあり,普段なかなか接する機会が少ない経営者の方と話すこともできました。
労働トラブルを未然に防ぐことは労使双方が労働法について知ることが非常に大切です。
埼玉中央法律事務所ではこのようなセミナーの講師として弁護士を派遣しております。労働に関するセミナーなどもお引き受けいたしますので,お気軽にご連絡下さい。
事務局長 塚越