1月16日に開催された新春旗開きに金子直樹弁護士、事務局6名で参加してきました。
前島議長のご挨拶に続き、金子弁護士から、今年は労働法制の改悪が再び審議されること、とりわけ残業代ゼロ法案、いわゆるホワイトカラーエグゼンプションの導入は、長時間労働の規制を無くし、ますます過労死を増やすものであるという点が指摘されました。
厚労省案では、一定の職能を有する、年収1075万円以上の労働者という条件で、時間外・休日手当などを支払わなくて良い契約にできるということですが、導入されればいずれ条件が引き下げられる可能性は十分あると思います。
今は一部の人しか関係が無いように思えても、気がついたら多くの人達が該当となる制度に変わっていたということになりかねません。
今年は派遣法改悪など労働者をめぐる状況が大きく変わろうとしています。
日本には沢山の労働組合があり、それぞれ主張などに違いはあるとは思いますが、労働者のために存在するということには代わりはなく、自分たちの権利が脅かされるかもしれないこのような時にこそ、団結が必要なのだと思います。
歌あり,フーテンの寅さんの物真似あり,各労働組合の自己紹介などの楽しい企画、最後に「がんばろう」の大合唱(若い人はこの歌知っているのだろうか?)、恒例の団結ガンバローのかけ声でこの日の旗開きはお開きとなりました。
今年も我々は他団体の方々と団結して労働者の権利を守る活動に関わっていきたいと思います。
また、さいたま地区労の前島議長さんからは、事務所のニュース「SAICHU」がとても良いので知り合いにも配りたい。とお褒めの言葉をいただきました。
他団体の新春旗開きでも、送って欲しいという声があり、憲法特集の「SAICHU」は、現在大好評です。みなさまぜひご感想をお聞かせ下さい。
「SAICHU」は、事務所の窓口にも置いてあります。購読ご希望の方は、事務所までご連絡下さい。
(バックナンバーはこちら)
(事務局長 塚越)