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イベント報告/「戦争する国」ストップ」!10.21埼玉集会

2014年10月27日 お知らせ, 集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対です!, スタッフブログ, 弁護士 久保田和志

 10月21日,この日は「国際反戦デー」です。

「国際反戦デー」って何? という方も多いかと思いますが。
 1966年10月21日,、当時の日本のナショナルセンターであった旧「総評」は、「ベトナム戦争反対」を掲げて統一ストライキを行い,、世界各国の反戦・平和運動団体にも広く呼びかけました。この統一ストは,フランスの哲学者サルトルが「世界の労働組合で初めてのベトナム反戦スト」と讃えるなど、世界に大きな影響を与えました。

そして,「10月21日」は国際的な「反戦の日」となりました。
また,日本にとっては,1943年の10日21日には,明治神宮外苑の競技場に7万人の学生を集めて「学徒出陣」の壮行会が行われた日であり,翌1944年の10月21日は,若い命が失われた「神風特攻隊」の出撃が始まった日でもあります。

今年の10月21日,埼玉ではさいたま市浦和区のさいたま共済会館にて「秘密保護法施行・集団的自衛権行使・沖縄米軍基地新設許すな!」「戦争する国」ストップ」!10.21埼玉集会が行われました。当日は,会場満員となる230人が集まり,当事務所からも久保田弁護士と事務局4名が参加しました。
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 山崎弁護士は,情勢報告の中で,集団的自衛権行使を容認するということは,憲法を無視し,政府は憲法に拘束されるという立憲主義を踏みにじるもの。軍事力に対して軍事力で対抗する抑止力論は,際限ない軍拡競争を招き,偶発的な軍事衝突から本格的な軍事紛争に至ると批判しました。

 また,今年5月に南シナ海で起こったベトナム船に中国船が衝突した問題に対し,外交問題としてベトナムと中国で話し合いをして解決した例を挙げ,問題を平和的,外交的解決を図る立場に徹し,紛争を戦争にしないことが政治の役割であると強調しました。

 そして,東アジアの平和構築に反し,安倍首相が,日本を戦前と同様に海外で軍事力を行使できる「軍事大国」として再生させるため,軍事一辺倒の政策に暴走していることを批判しました。

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次に,沖縄統一連事務局次長の大久保康裕氏より,パワーポイントで写真や図を紹介しながら,新基地建設を許さない18年におよぶ闘い,10年前からの辺野古での座り込み,7年前からの高江での座り込み等の闘いの説明がありました。また,本土では放送されない以前から行われている米軍と自衛隊との共同演習の様子などの写真の説明も有りました。沖縄の基地建設を許さない闘いには,沖縄県民を騙し続けてきた知事ではなく,新基地建設に反対する知事を誕生させることが大事であると思いました。
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 最後に,沖縄の闘いの課題として,憲法を十分に使いこなしているか?

憲法前文・条文を武器に大いに使って闘おうと締めくくったことが印象的でした。
沖縄の闘いの指針となる「日本国憲法」ってやっぱりすごいのです。

 そして,最後に大小さまざまな学習活動,国会の要請行動,11.5県庁前の昼休みパレード,
地方議会への請願,沖縄知事選への支援に取り組むことを確認しました。

10月21日「国際反戦デー」を,
今一度「反戦」への決意を新たにする日にしたいと思います。

(事務局 Zoo)

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