10月8日に日比谷野外音楽堂にて開催された集会とその後行われたパレードに
弁護士10名、事務局7名の総勢17名で参加してきました。
7月に安部内閣が閣議決定した集団的自衛権行使容認について、
日弁連では弁護士という憲法の下で活動する法律家としての立場から、断固反対を表明しています。
当日の参加者は主催者発表では約3000人という多数でした。
会場の日比谷野音には所々で全国から参加していた各弁護士会の赤や青、緑などのほか多色のノボリがはためき、皆既月食の夜空とステージの照明が相まって特別な雰囲気を作り出していました。
壇上のスピーチも会場の雰囲気につられて徐々に熱くなっていき、
最後は日弁連副会長から、弁護士会の熱い意気込みが伝わるようなスピーチの後、
会場でノボリを掲げて行使容認反対の声を上げ、銀座へのパレードに繰り出しました。
普段埼玉ではあまりパレードを行っても人通りがなく若干寂しいところですが、
さすが銀座、きらびやかな街の明かりの中を、全国の弁護士会が参加しているパレードで歩いていると、
普段よりも少しシュプレヒコールの声も大きく出るような気分にもなり、普段あまりない経験ができました。
30分ほど歩き、流れ解散しそのまま東京駅八重洲口まで歩き、
参加したメンバー全員と他事務所の弁護士で、お疲れさん会をして帰路につきました。
翌日の朝日新聞を見ると、そこに昨日の集会の記事と、よく見ると写真に当事務所の参加者の顔がチラリと写っていました。
当事務所としてはこれからもこのようなイベントには是非積極的に参加していきたいと思っています。
日弁連のような影響力のある団体がこのようなイベントをもっと行うことで、報道され、知らなかった人達にも知ってもらえ、多少でも考えてもらえるきっかけになるのではないかと思います。
私たちの事務所では憲法や集団的自衛権に関して、
「集団的自衛権の何が問題なの?」「憲法が変わるとどういうことになるの?」など素朴な疑問について
弁護士が講師として伺って勉強会を開いています。ぜひ、ご連絡ください。
(講師派遣に関してはコチラをご覧ください)
(事務局長 塚越)