7月23日(木)、当事務所の会議室において、遺言書をテーマとしたセミナーを行い、
27名の方にご参加戴きました。参加されたみなさまありがとうございました。
今回も、当事務所代表である難波幸一弁護士が講師で、ちょうど1ヶ月前に行われたセミナーよりも、レジュメ・パワーポイントを少しバージョンアップしてお届けいたしました。みなさまいかがでしたでしょうか。
家族に伝えたい気持ちを形に残すために大切な遺言書。
セミナーでは、「遺言書はなぜ必要か?」という話から始まり、「遺言書を作成する上での基本」、「遺言書の種類」、一歩踏み込み具体的に「遺言書のあれこれ。こんな場合はどうしたらいいか?」、「遺言書に何を書くのか」、「財産の分け方についての注意」、そして最後に「遺言と生前贈与」について、弁護士活動36年の経験から得た実例を紹介しながら話が進められました。
最後に、遺言書の書き方の文例もご紹介いたしました。ご参加されたみなさま、ぜひご活用ください。
講義後、質疑応答も行われました。公正証書を作成した際の手数料についてのご質問、また少し踏み込んで現状抱えていらっしゃる状況をどう解決したらよいのかというご質問も戴き、簡単にではございますが、難波弁護士より回答いたしました。
その後、4組の方より個別無料相談を承りました。
まだまだ元気だから大丈夫と考えていても、いつ何時何が起こるかわかりません。ただ、生前に死後のことを考えることもあまり気が進まないが、万が一のことが起こった場合に、残される家族のことも心配ですよね。遺言書を書こうと思ってもどこから手をつけて良いのか分からない、そんなお悩みもあると思います。そんな時は、難波弁護士もおすすめ、まずはご自分の財産状況を把握するために「財産目録」(プラスの財産だけでなくマイナスの財産もお忘れなく)から作成してみてはいかがでしょうか。遺言書作成の際にも役立ちますし、「財産目録」に所在場所なども併せて明記しておくと、遺言書がない万が一の際にも、残された大切な家族がどこに何の財産があるか分からないと困ることがありません。
遺産分割の争いを最小限に抑え、遺産分割を円滑に行うために、遺言書は有効な手段となります。書き方や有効と判断される遺言書か否か等、お困りのことがございましたら、ぜひ当事務所をはじめ、お近くの専門家にご相談ください。
セミナーに参加されたみなさまの感想(抜粋)
・初めて、改めてこのテーマで学習し、実感がわきました。自分なりに作成に着手しようと思います。
・先生の説明がとてもわかりやすかった。
・今までもやもやしていた問題がすっきり分かってとてもよかったです。
今後も、当事務所主催で連続セミナーを開催いたします。ご希望の方にはセミナー後に個別相談も行っておりますので、お早めにお申込みください。
① マイナンバー制度を斬る!
9月14日(月) 10月20日(火)
午後1時20分~午後3時 ※両日とも同じ講義内容となります。
講師:弁護士石川智士
② やさしい相続講座
9月24日(木) 10月28日(水)
午後1時20分~午後3時 ※両日とも同じ講義内容となります。
講師:弁護士久保田和志(9/24) 弁護士青木努(10/28)