青空の下,3月22日の日曜日、安倍暴走政治に怒り、痛みを感じ、危機感を持ち、民主主義を取り戻したいと決意する各分野で闘う仲間たちが,日比谷野音(日比谷公園)に一同につどい,「安倍政権NO!」の声をあげ,たたかう決意を固めました。
いろいろな分野で闘っている人たちが一同につどい,このような集会が開かれることは珍しいことです。それほど,安倍政権は,私たち国民にとってひどい政治を行っているということです。
事務所からは,弁護士青木努,弁護士金子直樹,弁護士増田悠作,事務局4名と高校を卒業したばかりの事務局の息子さんが参加しました。
「原発」「集団的自衛権」「特定秘密保護法」「沖縄米軍基地」「TPP」「農業・農協改革」「社会保障」「消費税」「憲法」「雇用・労働法制」「ヘイトスピーチ」と,戦後最悪の安倍政権のもとで,国民の声は圧殺され続けています。
集会では,高校生,大学生など若者の発言が多く有りました。
高校1年生の「にんじん」さんからは,こんな事話をしてもみんな聞いてくれないのでは無いかと思っていたけれど,学校で集団的自衛権行使容認の閣議決定についてシール投票を行ったところ,みんなが関心を持ってくれ大勢で取り組むことができた。という報告がありました。「自由と民主主義のための学生緊急行動ex.SASPL」の代表の学生も特定秘密保護法の廃案の訴えがあり,若者たちが,真剣に民主主義を踏みにじる安倍政権に対し,怒りを感じ,「安倍政権NO!」を訴えている姿を頼もしく思い,また,子どもや若者たちに戦争をしない平和な日本を残さなければいけないという責任の重さを強く感じました。
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この集会に参加し,集団的自衛権,秘密保護法だけでなく,すぐにでも私たちの生活に大きな影響を及ぼす改正,改革がすでに始まっていることが分かりました。
社会保障充実のもと消費税10%の引き揚げをやむ得ないものとしながら,実際には医療介護など社会保障基準の大幅引き下げ(介護報酬のカット)などの改悪がされています。
多国籍企業,富めるもののみが恩恵をうけ,市井(しせい)の人々がないがしろにされていく。とても恐ろしいことです。
今,これからの日本社会がどうなるのか,岐路に立たされています。
私たちの生活を守るためにも,多くの方と一緒に考え行動したいと思いました。
(事務局 福岡)
安倍政権が踏みにじっているのは、国民が,平和のうちに人としての尊厳をあるくらしを実現することを求めた『憲法』です。
埼玉では,5月31日に北浦和公園にて,9条をこわすな・戦争をさせない!!「5・31オール埼玉総行動」1万人集会が行われます。この集会は,先月亡くなった当事務所の山本政道弁護士が倒れる間際まで事務局として取り組んでいたものでもあります。
事務所では,山本政道弁護士の意志を受け継ぎ,この集会成功のため,みなさんに集会参加を呼びかけます。オール埼玉1万人集会を成功させ,私たちの力で安倍暴走政治をストップさせましょう。
(事務局 Zoo)