2月5日、6日に、日本労働弁護団関東ブロック主催の学習会が栃木県で行われ、弁護士の金子と小内の2名で参加しました。日本労働弁護団とは、労働者の権利を守ることを目的に全国の弁護士で組織している団体で、定期的に学習会を開催して、労働事件の解決能力の向上を図っています。
学習会では、金子直樹弁護士が、労働者派遣法の講義を行いました。金子弁護士は、自身が担当した数多くの派遣労働者の事件を紹介しつつ、どのように違法性を主張・立証したのか解説しました。また、2015年に成立した改正労働者派遣法の問題点を指摘し、今後の闘いを進めていく上でのポイントを解説しました。
学習会では、この他にも、若者の労働問題に取り組んでいるNPO法人POSSEのメンバーが、大学生などがアルバイトで過酷な労働を強いられるブラックバイトの問題をテーマに講演するなど、盛りだくさんの内容でした。
当事務所では、今後も弁護士が自主的な研鑽に励み、労働者の正当な権利の実現に向けて尽力してまいります。
(弁護士 小内克浩)