先日,国立新美術館で開催されている
オルセー美術館展に行ってきました。
日曜日でしたが,それほど混雑しているということもなく,
有名な展覧会としては比較的ゆったり観られた部類だと思います。
ポスターを見た人も多いかもしれませんが,
今回の目玉の一つであるマネの「笛を吹く少年」
(中学の美術の教科書とかにも載っている有名な絵画です)が,
あんなに大きな絵画だったとは思いませんでした(感動)。
また,ミレーの「晩鐘」も本物を観ることで作品が醸し出すオーラを感じることができました。
やはり,本物はいいですね。本物を観てしまうと,図録とかを買う気がなくなってしまいます。
単なる印刷では出ない味わい,これこそ展覧会の醍醐味です。
ただ,反省が一つだけ。
展示物を観る前に館内で食事をしました。
どうせならと思い今回のオルセー美術館展用の特別料理を食べたのですが,結構量があり,
はっきりいってお腹がかなり苦しい状態で館内を回ることになってしまいました。
もう少し,軽めの食事で済ませておけば…と思っても後の祭りでした。
美術館に置かれていた案内を見ると,
来年には「ルーブル展」が開催され,
フェルメールの「天文学者」が初来日するようです。
以前,「天文学者」と対をなしているといわれている
「地理学者」は観たことがあるので楽しみです。
それにしても,日本て,本当にいい国ですよね。
国内にいながら,海外のすばらしい芸術品が次々にやってきます。
これも平和があってこそ。
諸外国が安心して美術品を貸し出してくれるような平和な状態を守るため,私たちは,
安倍暴走政権と厳しく対峙しなければならないと,決意を新たにした機会でもありました。
(弁護士 青木努)