6月9日,弁護士会主催のパレードに引き続き,
夕方から大宮駅東口にて、集団的自衛権行使に反対する宣伝活動を行いました。
先日朝日新聞の天声人語でも紹介された,「明日の自由を守る若手弁護士の会」(通称:あすわか)が作成したリーフレットをお配りしました。
ティッシュ等のおまけのついたチラシを配布する業者さんたちがひしめく中,我々のリーフレットを手に取って下さる方が非常に多く,市民の方々の集団的自衛権についての関心の高さがうかがえました。
集団的自衛権ってなんだろう?
憲法9条ってなんだろう?
そもそも憲法ってなに?
抽象的でムズカシそうな言葉が飛び交い,法律家のはしくれであるはずの私も滅入りそうな今日この頃。
でも,国民が,国民のために,国民が選んだはずのエラそうな人たちを縛るためにつくった憲法が,
わたしたち国民に理解できないものであっていいはずがありません。
わたしたち国民の知らないあいだに作り替えられてしまっていいはずもありません。
全員が声高な行動をとる必要はありません。
エラそうな人たちのうさんくさそうな動きを,うさんくさいものとして頭の片隅に置いておく。
少し興味が湧いたら,取っつきやすそうなものから見たり聞いたり読んだりしてみる。
それぞれの方が,ご負担にならない範囲で,憲法に思いを馳せていただければ,それだけでもこの憲法の素晴らしいところを守ることができると思います。
我々埼玉中央法律事務所は,みなさまのご希望に沿った形で,
憲法等のお話をさせていただく活動もしております。
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無関心,それが一番怖いこと。
(弁護士 石川智士)